長い長い冬が過ぎ、やっと春を迎えます。
今年も開花第一号はキバナセツブンソウでした。白い雪の中に、黄色い花がとても目立ちます。
昨年は雪が早く、10月の終わりには雪が積もっていたので、植物たちにとっても本当に長い冬でした。
もうすぐ森の花園は・・・
クロッカス、チオノドクサ、ムスカリ、イリスやシラーなどの小球根たちが一斉に目を覚まします。
4月29日から5月12日(9:30-17:30(最終入園17:00))までは、無料でこんなに可愛らしい植物たちに出会えます!
そして、やがて見事なスイセンが見られるようになります。スイセンは全部で13品種。いくつ見分けられるか、挑戦してみてください!
樹木に囲まれたガーデンは、芽吹き始めた木々の春紅葉も一緒に楽しめるのが特徴の一つです。
アカイタヤなど、最初は強い日差しに慣れていないため、葉緑素を傷めないように、赤く日焼け止めを塗った状態で芽を出すのです。紅葉みたいに、いろんな葉の色があることも注目してみてください。
大雪な庭では、大雪山よりも一足早くキバナシャクナゲ、エゾキスミレやチングルマなどの高山植物も咲き始めます。
標高650mほどの旭ヶ丘では、エゾヤマザクラの見頃が、昨年は5月20日頃でした。
上川町内からガーデンまでの上り坂やガーデン入口前に桜の木があります。道中も楽しんで、お気をつけてきてください。
森の迎賓館は5月13日から公開になります。(5月13日より有料、9:00-18:00(最終入園17:00))
潤いの森では黄色く輝くエゾノリュウキンカが見られます。
森の絨毯ではオンファロデス・ウェロナが広がり青色の絨毯になります。
迎賓館では、足元のお花ばかりではなく、たまには上を見上げてほしいものです。
秋に鮮やかに紅葉するハウチワカエデが花を咲かせます。目立たないけれど、本当に可愛らしいです。
芽吹きの遅い大きな葉のホオノキが目を覚ましたら、森全体が見事な新緑に包まれます。
もうすぐ、もうすぐ目覚めた植物たちに出会えると思うとワクワクしてきます。
4月29日から5月12日までの無料公開期間には、自然融雪のため、まだ雪が残るところもございますが、この時期にしか出会えない植物たちが、長い冬に蓄えたエネルギーいっぱいでみなさまをお迎えします。ぜひ会いに来てください。
カフェやショップも営業しております。お待ちしております♪