四季のすみかの夏のゾーンがもりもりになり、ヘメロカリスやモナルダが咲くとまさに夏という感じです。
モナルダはハーブの一種でベルガモットとも呼ばれます。和名はタイマツバナ、そういえば花の形がそれを思い起こさせます。
カムイミンタラでは草丈のある大型の植物が存在感を増して、植物を見上げるとどこまでも続く青空と一緒に楽しませてくれます。
まんまるのエキノプス・リトロ(ルリタマアザミ)、あめ玉がたくさん浮かんでいるみたいで可愛らしいです。トゲトゲが痛くてとても口には入れられませんけど。
春、初夏は紫や黄色、白など爽やかな色のお花が多い気がしますが、この頃は濃いピンクのフロックスやエキナケア、アスチルベ、サンジャクバーベナと派手な色が重なり合っています。少しクドイくらいです(笑)
緑が濃くなってきたところに、アプリコットオレンジのエキナケア・プルプレア‘ホットサマー’とヘリオプシス‘バーニング ハーツ’の組み合わせも派手ですね。
サンジャクバーベナは一年草ですが、どんなお花ともよく馴染み、寄り添ってくれる素敵なお花です。秋まで咲いて、こぼれ種で増えてくれたりもします。
園路を進みながらも、たまに振り返ってみると、また違う景色が見えることがあります。見る角度によっても雰囲気が違って見えるところが面白いなあと思います。写真では伝えきれないので、実際に来て、思い思いに見てほしいなあと思います。
これは、脚立に登って少し高い所から写した写真です。子供が見える景色、背の高い人が見える景色、背の低い人が見える景色もそれぞれ違うんでしょうね。
親しみの庭には存在感のあるカサブランカが咲きました。ホワイト、オレンジ、イエロー、ピンク、レッド、パープルの6色があります。さらに、来季は違う種類のユリも見られます!お楽しみに♪
暑い、暑いと言っているのは一瞬で、お盆が過ぎるころにはまたいつもの涼しいガーデンに戻ります。
ここでは涼しい気候のため、長持ちする夏のお花と秋のお花を同時期に見ることができるのです。
コスモスやペルシカリア・アンプレクシカウリス‘トーラス’が咲き始めると秋の気配を感じ始めます。朝、晩が寒くなるので、羽織るものが必要になってきます。
次回はおすすめの9月です。もうお花の季節は終わりと思われる秋こそ、大雪 森のガーデンの本領を発揮する季節とも言えます。
花の季節はまだまだ続きます。ではまた。