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2015.7.18 未分類 コンペティションガーデン作品のご紹介⑤

ガーデンショーエリアの手前の園路を右に上っていくと、静かにたたずむ白い木製の作品が見えてきます。

「Heartbeat forest 森の鼓動となる」札幌市立大学デザイン学部デザイン研究科の畠山 慎吾さんの作品です。

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大雪山の神であるヒグマの骨格をモチーフにしております。

森には中心がありません。森は方向性を持たず、人間のスケールをはるかに超えた大きさで、私たちは全体像を把握することはできません。そんな森に地面から隆起したような骨格を与え、骨格の内部に人間が入り込んだ瞬間、森の心臓、つまり中心になることができるのです。

みなさんも森の中心に足を踏み入れて、森の鼓動となってみてください。

お天気がいいと、木漏れ日がとても気持ちいいです。芝生に寝転んで青空を見上げるのもいいでしょう。

 

さて、森の花園では、カンパヌラ、ペンステモンなどが咲き始めました。

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藤川志郎「花のイラスト展」開催中で、ガーデン内には藤川さんがペイントしたプレートを展示中です。塗り絵コーナーもありますよ。

ごゆっくりお楽しみください。