14,15日と雪が積もって、とても寒い中、「大雪な庭」の高山植物エリアのリニューアル工事をしました。
大雪山の高山植生区分に合わせたエリア構成に整理し、より自然に近い植栽景観を作り出すためです。
既存の植物をすべて掘り起こして、周辺から石を集めるところまでが、下準備。
工事は、まず排水処理のための溝を作ります。礫と石を掘り出し、パイプを埋めます。それから集めてきた石を一つ一つ位置を確認しながら、配置します。
大きな石を動かして、礫を掘って、さらにその下の土を掘り出して・・・スタッフみんなで力仕事でした。石の配置が終わって、1日目終了。
2日目は、いよいよ植栽です。黒岳山頂をイメージして植物を配置していきます。
その後、約2時間かけて みんなで植え込みし、完成しました!
大雪山でよく見かけるエゾノツガザクラ、ツルコケモモなどを新たに補植し、より大雪山に近い植物の姿を見ることができるようになりました。山に登らなくても、標高630mのここ大雪森のガーデンに来たら、大雪山系の高山植物を見ることができるのです!
来春からきっと可愛らしい花を咲かせてくれることでしょう。
「大雪な庭」のリニューアル、来シーズンに向けて、どんなお花たちがいるのか下見しておくというのはいかがでしょうか?
ガーデン入口から入って、一番左側の園路を通ると、外側のエリアが「大雪な庭」で、少し進むとリニューアルした高山植物が見えてきます。
今シーズンの営業は18日までとなりました。積雪のあった14日以降、無料開放となっております。
ぜひ、今シーズン最後のガーデンに遊びに来てください♪