暴風、猛吹雪で大変な思いをされている方、お見舞い申し上げます。
極寒の平昌オリンピックも盛り上がっておりますが、今日は真夏の森の迎賓館の様子をお届けします。
駐車場前のひまわり畑が満開を迎えるのは、お盆のころ。
2017年はひまわり畑とそば畑が並んでいて、黄色も白も色とりどりのガーデンも楽しめるお得感満載の8月でした。
森の迎賓館の「レラモシリ」では、アメリカアジサイ‘アナベル’が見頃です。この日は残念ながら雲に隠れていますが、この奥には大雪山系が見られます。緑が茂ってくるとガーデン内から大雪山系を望める場所が唯一、ここだけになります。ひまわり畑の黄色も少し見えますね。
「森のリビング」へ続く道は、まだ蕾のカノコユリや種になったヤグルマソウが寄り添ってくるようです。奥に見える黄色の花はエゾゼンテイカ(蝦夷萱草ともいう)です。
「森のキッチン」前からリビングに続く道もホスタ‘ドレスブレス’が大きくなり、そろそろ株分けをしてあげたいくらいです。
「森のリビング」の緑も色濃くなりました。暑い日でも木陰ができるこの場所なら、ゆったりと過ごせます。このイスに座って読書なんていかがですか?
森の花園でもご紹介しましたが、エキノプス・リトロ(ルリタマアザミ)が空に向かって、まっすぐ伸びている様子がなんとも可愛らしいです。少し下から見上げるように写真を撮るのがおすすめです。
リビングの奥の「森のBar」ではクロコスミア‘ルシファー’が目を惹きます。お友達やご家族とおしゃべりするなら、こちら席の方がいいかもしれませんね。
「癒しの谷」を一望できる森のテラス前には、オシダを50株以上移植しました。日陰だからこそ魅せられる大きなオシダやホスタが生き生きとした姿を見せてくれるはず。緑の陰影や葉の形、草姿はとても魅力的です。同じではないそれぞれ違う個性的な緑をずっと見ていたい。来季、とても楽しみな場所の一つです。
「癒しの谷」の中を通れるのをご存知でしょうか?今季の反省点として、ここを通ってもらう工夫が足りなかったと思います。今はワイルドすぎるほど、生い茂っているのですが、その名に恥じない癒される道、思わず通りたくなるような道にしていきたいです。
ここには、こんなに立派に咲くエゾトリカブトがあったのです。今季は特にもりもり咲いていました。
ツリガネニンジンやエゾリンドウなど紫色の花が多いです。オミナエシやエウパトリウム・プルプレウムも咲く秋にはぜひ通ってみて下さい。
アカミノルイヨウショウマなど春や夏に花を咲かせた野草が結実して、秋が近づいてきているのが実感できます。
短い夏を謳歌しようと植物たちも競い合うように元気な様子を見せてくれる8月、お盆を過ぎたころからは、朝晩冷えてきますので羽織るものがあるといいです。ぜひお越しください。
【ガーデナー募集のお知らせ】
大雪 森のガーデンでは、ガーデナーを募集しております。
雄大な大雪山を眺めながら、いっぱいの緑と花に囲まれて、一緒にお仕事しませんか?ご応募お待ちしております。